バーティカルに攻めるってなに?って話
スタートアップの原則とも言える「バーティカルに攻める」について思うことを
自分なりに書いていこうと思います。
まずバーティカルの意味を調べると、
バーティカル(vertical)は「垂直の」の意
のように出てきます。
『バーティカル市場』なんて言い方をする場合には、幅広ではなくどこかに特化した
市場という意味合いで使われます。
つまりスタートアップは多くの人に刺さるものではなく、少数の人に刺さるようなものを考えていくべきだ、くらいのフワッとした感覚で今まで理解していました。
でも少数の人に刺さるものを考えることは、目的ではなく、あくまで手段です。
つまり、少数の人に絞って考えることでその人たちが本当に困っていること(ペイン)
の理解がしやすくなる、という考え方です。
ここまでは課題の芯をとらえるという意味で当たり前の部分が多いですが、
「バーティカルに攻める」ってそれだけではないと思います。
例えば『時間』を限定してみる、『場所』を限定してみる、なんてやり方もあると
思います。
大企業はあらゆる時間に使えるサービスを提供している可能性が高いです。
とすると、『深夜』という市場で強いサービスを作ってみるという切り口もあると
思います。
もっと言うと、
「深夜」の「地方」にいる「大学受験生」に使われるサービスを作ってみる、
みたいに掛け合わせでバーティカルな市場を狙うのもありだと思います。
こうして、特定のシーンでは強いサービスを作ると、そこから市場が拡大されていく
ということはよくあることだと思います。
(朝専用缶コーヒーとかもその一つですね)
web業界にいると最初から誰にでも使ってもらうことができるので、ついつい
これらの視点が抜けそうになりますが、この考え方を持ちつつサービス開発に今後も
関わっていけたらなと思います。
また仕事をしながら思ったことを書いていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!また是非読んでください!